ありくあんど@aliquando_blog

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スウェーデン・デンマークのSF映画アニアーラ を観ました。火星移住のため8千人を乗せて打ち上げられた大きな宇宙船「アニアーラ」が、事故によって火星への軌道を離れ宇宙で遭難するという、想像するだけでゾッとしてしまう映画です。

宇宙船にはゲームセンターやクラブ、プールなどの娯楽施設やショッピングモールも併設されているので、最初の内は不自由なく暮らせそうですが、何十年もそこに閉じ込められると考えると、キツいですね…。いくら娯楽施設が充実してるといっても、最新のゲーム機や音楽は入ってこないわけですし、食べ物だってワンパターンになってしまいますし。おまけに昼も夜もなく、窓の向こうには真っ暗な宇宙が無限に広がるのみで。そりゃカルト宗教でも立ち上げないと、やってられないですよ。

途中で「宇宙を漂流する燃料棒を見つけた!あれを拾えば帰れる!」みたいな希望を持たせるシーンがあるのですが、その後平気で「6年後」という字幕が出るので、観客の私でさえ絶望してしまいました。

よく言えば落ち着いた、悪く言えば抑揚のない映画ですが、それがストーリと上手くマッチして、大きな刺激が生まれない船内での生活を表しているように感じます。

真綿で首を締められるような、じわじわと怖い映画でした。

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